はじめに

 ここに掲載されている「大会運営規程」は、連盟の規程を引用し、サンダース内の周知・教育用に掲載している参考資料です。
 大会中に「大会運営規程」参照が必要になった場合は、必ず大会本部に問い合わせ、本部の「大会運営規程」を参照してください。

 

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(参考)
国分寺市学童少年軟式野球連盟
大会運営規程(学童
第1版

1. 大 会 実 施 要 綱

2. 試 合 運 営 規 定

3. ローカルルール

4. そ の 他 [留 意 事 項]

 

令和 6年 1月20日制定 (第1版)

 

1. 大会実施要綱(学童)

(1) 目的
この要綱に準拠して開催する大会は野球を通じて体力作りを行い、同時に連帯・協調の精神を養うことで青少年の心身の健全な発達を図ることを目的とする。

(2) 適用範囲
この要綱は、「国分寺市学童少年軟式野球連盟」(以下「連盟」という)が主催及び共催する下記大会に適用する。
なお、原則以下の通りとするが、試合日程や出場チーム数によっては抽選会以前に理事会議を開き、合意を得た上変更する場合がある。また、変更内容については、抽選会実施時に説明をおこなうこととする。

① 春季大会(学童)
一部、二部ともに予選リーグを行い、上位チームで決勝トーナメントを行う。
決勝トーナメントの組み合わせは、抽選会の時に決められる。

② 夏季大会(学童)
一部、二部ともに、トーナメント戦を行う。春季大会での上位4チームにはシード権が与えられる。
夏季大会のみ優勝チームが出場する連盟で規定する上部大会を選択することができる。

③ 秋季大会(学童)
一部、二部ともに予選リーグを行い、上位チームで決勝トーナメントを行う。
決勝トーナメントは、抽選会をおこない、シード権はない。

④ 送別大会(学童)
トーナメント戦でシード権はない。

⑤ 新人戦(学童)
トーナメント戦でシード権はない。

⑥ ジャビットカップ予選大会(学童)
トーナメント戦でシード権はない。

(3) 参加資格
大会の参加資格は「学童少年軟式野球連盟」に登録された学童とする。
なお、地域・リーグを問わず、軟式ボールまたは硬式ボールを使用する他チームに所属又は登録している学童は、登録できないものとする。

(4) 登録

① チーム編成

1. 1チーム10名以上25名以内とし、チーム監督(以下「監督」という)を1名必ず置くものとする。

2. 監督は男女を問わず成人であることを必要条件とし、2チーム以上の兼任は認めない。

② 登録範囲
大会は学童一部(以下一部という)及び学童二部(以下二部という)に区分して実施し、その登録範囲は下記の通りとする。

1. 一部:小学校6年生から小学校1年生の学童

2. 二部:小学校4年生から小学校1年生の学童

③ 二重登録

1. 認定条件
選手の不足によりチーム編成が困難な場合には、下記の条件の基で二重登録を認める。
(ア) 二重登録を認めるのは、「春季大会」及び「秋季大会」とする。
(イ) 二重登録は、二部チームから一部チームへの登録とする。
  (一部チーム同士及び二部チームには二重登録を認めない。)
(ウ) 一部チームに1名以上の正規の登録選手がいること。
(エ) 二重登録は、チームを編成する為の救済処置である事から、その権利を行使する場合には1チーム12名を限度とする。
(オ) 但し、一部チームに2チーム以上で大会に参加する場合の二重登録は、1チームのみとする。

2. 登録時の留意事項
(ア) 二重登録をする選手は、登録時に判別できるように登録用紙に明記すること。
(イ) 背番号は、一部チームの正規の選手との重複を認める。但し、背番号の重複は同一チーム内に2名までとする。
(ウ) 試合の組み合わせについては、各ブロック間で調整し、開始時刻の変更、ダブルヘッダーの実施等も考慮する。

④ 追加登録
大会期間中は下記の条件の基で選手の追加登録を認める。

1. リーグ戦の有る大会では、決勝トーナメント開始前日まで連盟に通知し、追加登録用紙等は当日に本部へ提出する。

2. トーナメント戦のみで行う大会では、大会開始前日まで連盟に通知し、追加登録用紙等は当日に本部へ提出する。

3. 追加登録は、「追加登録用紙」に必要事項を記入して各会場責任者に提出し申請する。

⑤ 特別救済登録
正規に登録された選手が病気・事故等で急遽試合に出場できなくなり、チーム編成が不可能になった場合には、会場責任者及び対戦相手の監督の了解を得た上で、当該試合に限り下記の条件に該当する選手を臨時に登録することができる。

1. 一部のチームは同一クラブの二部チームに登録されている選手。

2. 二部のチームは特別救済登録ができない。

⑥ 参加費
参加費は大会ごとに定め抽選日に徴収する。

(5) 試合進行
試合進行は各大会の会場責任者の指示に従うこととする。

(6) 予選リーグ

① 春季大会及び秋季大会は予選としてリーグ戦を実施し、上位チームが決勝トーナメントへの出場資格を得る。

② リーグ戦に於いて、ブロック内で勝敗数が同一の場合には、リーグ戦の直接対戦の勝者を上位とする。

③ 三つ巴は、当該チームであるその2チーム間の失点の少ないチームを上位とする。
その三つ巴の中で2チームの失点が同じ場合は、直接対戦の勝者を上位とする。
また、3チームの失点が同じ場合は、リーグ戦(ブロック内)全ての失点の少ないチームを上位とし、それでも決らない場合は、監督による抽選を行う。
なお、タイブレークでの失点は含めない。

④ 上記規定は、一部、二部各2会場を想定したものであり、会場数その他の事情で変更する場合もあり、その際は理事会議等にて決定する。

(7) 審判員

① 審判員は、「国分寺市軟式野球連盟少年の部」規約に基づく審判団を中心に、選手の父兄等で構成する。

② 各チームで審判員として参加する者は、審判講習会などに積極的に参加し、審判技術の向上に努めるようにする。

(8) 表彰

① 表彰は大会毎に行い、「優勝」、「準優勝」各1チーム及び「3位」2チームとし、賞状、メダル等を授与する。
 (詳細は各大会別に異なる)

② 各大会(敗者復活戦も含む)でホームランを打った選手には、個人賞として「ホームラン賞」を贈呈する。但し、同一大会で一人の選手が二本以上のホームランを打っても、一大会で一名に贈呈する賞は一つとする。

 

2. 試合運営規定

(1) 適用規則
試合規則は、当該年度に於ける最新版の全日本軟式野球連盟「公認野球規則」及び「競技者必携」(以下「野球規則」という)に準じ、少年の部独自の規則がある場合にはそれを優先する。

(2) 試合開始時刻
① 原則として9時30分を第一試合開始時刻とする。
② 前の試合の終了後15分以内で次の試合を開始できるように努める。

(3) 出場選手登録

① 出場チームは、試合開始予定時刻の30分~45分前の間に試合会場に集合する。
※極端に早い時間(1時間以上)の入場は禁ずる。

② 試合開始時刻の25分前にメンバー表を各会場本部へ提出して試合登録を完了させる。

③ メンバー表提出の際は、メンバー表の監督欄に監督名及び背番号を、又スコアーラー欄にはスコアーラー名を必ず明記すること。
※規定の手続き及び試合準備が完了できないチームは失格とする。

④ 監督不在の場合は、野球規則4.02項に準ずる。

(4) 試合の準備

① 主将は、メンバー表提出時に攻守を決める主将同士のじゃんけんを行う。

② 一塁側ベンチはライト側へ、三塁側ベンチはレフト側へ、試合の進行を妨げないよう配慮し速やかに移動する。

③ 試合前のグランド整備の時間を利用し、外野での練習(キャッチボール及びノッカーによるノック)を認める。但し、グランドに入れる者及びその服装は、「野球規則」に準ずる。

④ グランド整備は、試合を行った両チームで協力し合い15分以内で完了させるよう努める。

⑤ ピッチャーマウンド上での投球練習については、1イニング目は6球、2イニング目以降は3球とする。投手交代の場合は、1イニング目は5球、2イニング目以降は3球とする。

⑥ 前項における投球練習時の捕手役は、選手登録された選手のみとする。

⑦ 試合前のキャッチボール、ノックなどの練習の際、監督やコーチ、指導者がグラブを着け、練習の補助をしてはならない。

試合前までの投球練習におけるキャッチャーは、マスクを着用することを条件に、監督やコーチ、指導者が行うことができる。

⑨ 試合中、選手以外の者はベンチを出てはならない。但し、監督がタイムを掛ける時は除く。

(5) シートノック
試合前のシートノックは、5分間とする。時間は、本部で計測し、残り2分で本部が宣言する。シートノックは、後攻チームが先に行う。

(6) 試合時間

① 試合は、イニング制限及び時間制限を併用し、一部は6回又は1時間30分二部は5回又は1時間30分とする。
※制限時間に到達した場合には以下の通りに試合を進行する。

1. 先攻チームが勝っていて攻撃中の場合には、後攻チームの攻撃終了時又は後攻チームの得点が先攻チームの得点を上回った時に試合終了とする。

2. 後攻チームが勝っていて先攻チームが攻撃中の場合には、先攻チームの攻撃終了時に試合終了とする。

3. 後攻チームが勝っていて攻撃中の場合には、制限時間に到達した時点での打者の打撃完了をもって試合終了とする。

※上記3.の場合、記録は終了時点のものまでを有効とする。

(7) コールドゲーム

① 一部、二部とも、イニング数に関係無く15点差となった場合及び3回以降10点差となった場合には、負けているチームの攻撃が完了した時点で、コールドゲームとして試合を終了する。
なお、一部については5回以降7点差も適用する。

② 日没 雨天の場合には、一部4回、二部3回を終了していれば、コールドゲームとして試合を成立させる
(後攻のチームが勝っている場合には、先攻チームの攻撃が終了した時点で試合成立とする。)
その判断は、野球規則に基づき、球審及び会場責任者の判断とする

③ 選手が9人揃わず試合ができない場合は、一部、二部ともに7対0のコールドゲームとする。(ただし、小学校からの通達などによる場合はその限りでない。)
また、理由もなく連絡もせずに試合を放棄した場合は、その時点で失格となり、その大会は参加できなくなる。

(8) 延長戦
イニング制限(一部6回、二部5回)又は時間制限(1時間30分)を経過して同点の場合は、「特別延長戦」を行う。
※特別延長戦 「タイブレーク制」
継続打順で、前回の最終打者を一塁走者、その前の打者を二塁走者とする。すなわち、0アウト一塁・二塁の状態にして、投手の投球制限を遵守の上、1イニング行い、勝敗を決する。1イニング行い勝敗が決しない場合は、最長2イニング行うこととする。2イニングを完了しても決着がつかない場合は、監督による抽選で勝敗を決する。ただし、決勝戦の場合は、投手の投球制限を順守の上、勝敗が決するまで続行する。
なお、記録としての得点は、タイブレークの得失点を除いた、全イニングを通じた総得点とする。

(9) 試合球
試合球は、「全日本軟式野球連盟 公認球J号」とし、主催者が用意する。

(10) 服装・用具

① 試合に参加する監督、コーチ、選手は、同一デザインのユニフォーム、帽子を着用し、ユニフォームには背番号を付けなければならない。

② 背番号は、選手0番~99番で、主将が10番を付ける。
監督30番、コーチ28・29番を付ける。
なお、試合中にグランド内に入れるのは、ベンチ入りしている上記の者のみとする。

③ スパイクシューズは、金属製のスパイクは禁止とする。

④ 打者、走者及びコーチャーズボックスに入る選手は、必ずヘルメットを着用すること。

選手は、「JSBB」マーク及び「SG」マーク入りのマスク・ヘルメット・金属バット、「JSBB」マーク入りプロテクター・レガースを使用すること。加えて、捕手はファールカップも着用すること。
※審判員は、試合前にマーク及び傷の有無等を検証し、安全性を確認する。

投球練習の際、捕手役の選手は必ずマスク・ヘルメットを着用すること。なお、プロテクター・レガースまで着用することが望ましい。

⑦ バットリング及び鉄パイプ等の使用は禁止する。

⑧ 選手の手袋使用は、野球用手袋に限りこれを認める。

⑨ 背番号に安全ピンを使用しない。

(11) ベンチ

① リーグ戦及びトーナメント戦(予選から決勝戦すべての試合を含む。)のベンチは、若い番号を一塁側とし、攻守は主将同士のじゃんけんで決める。

② ベンチ入りできる者は、出場登録された選手及び代表者、監督、コーチ2名及びスコアーラー1名とし、代表者とスコアーラー以外は同一のユニフォームを着用しなくてはならない。
なお、代表者とスコアーラーの服装は自由とするが、チームと同一の帽子を着用する(ユニフォームを着用する場合には背番号を外しておくか、見えないような処置をとる。)。但し、コーチがスコアーラーを兼任する場合はこの限りでない。
なお、健康管理を目的とし、保護者2名までベンチ入りすることを認める。選手への指示・指導等は認めない。

(12) 選手交代
選手交代は、監督が球審を通して速やかに行わなければならない。

(13) 球数制限

5年生以上は1日70球以下4年生以下は1日60球以下とし、その打者が打撃を完了するまで投球できる。
但し、4年生以下が1部高学年の試合(新人戦を含む)で投球する場合は、1日50球以下とし、その打者が打撃を完了するまで投球できる。

② 1日でダブルヘッタ-の場合も、前項を適用する。

③ ボ-クにもかかわらず投球したものは、投球数とする。

④ 投球数のカウントについては、本部での投球数を優先する。

(14) ピッチクロック
投手は、打者が打席で投手に  してから12秒、走者がいる場合は20秒以内に投球動作に入らなければならない。これに違反した場合、投手ごとに3回までは注意とし、それ以降は自動的に1ボールが追加される。
走者がいるときに、投手がけん制した場合、制限時間はリセットされる。投手板を外した場合はリセットされない。

(15) 抗議
審判のジャッジについての抗議は、「野球規則」の疑義に関するもの以外は一切認めない。なお、「野球規則」についての疑義がある場合の抗議は監督が行うものとする。

 

3. ローカルルール

(1) 各会場の危険と思われる場所は、会場責任者の判断で特別グランドルールを設定し、区域外の指定を適用することが出来る。

(2) 審判員は、少年野球としてふさわしくないプレーについては注意をし、そのプレーを無効とすることができる。(ベンチ・応援席等のヤジもこれに準ずる。)。

(3) 「隠し球」については行わないように指導・注意する。

(4) ボールデッドラインは各会場によって異なるので、インプレー・ボールデッドの判断は、各会場で設定した会場ルールを適用する。

(5) 試合中、ネクストバッターだけがファールゾーンで素振りができるが、投球練習をしているピッチャーの送球に合わせてはいけない。

(6) 天井ネットがある会場での試合における、天井ネットに接触した打球については、理事会で決定し、各大会の抽選会で説明することとする。

 

4. その他[留意事項]

(1) 試合会場への引率及び試合には、成人(性別不問)が同伴すること。

(2) 各チーム、開会式にはプラカードを持参すること。

(3) 雨天の場合、第一試合の出場予定チームは、各会場へ行き決定を待つこと。

(4) 大会中は、役員並びに会場責任者の指示に従うこと。

(5) ファウルボールは、ボールが飛んだ方向のベンチのチームが責任を持って速やかに拾いに行き、バックネットに転がったファールボールは攻撃側の選手が拾い、タオル等できれいに拭いてから球審に返す。

(6) ボールを球審に返しに行くときは、必ずヘルメットを着用する。

(7) 試合中の事故は主催者側で応急処置をするが その後の処置は各チームで責任を持って適切に行うこと。
また、「スポーツ傷害保険」には必ず加入すること。(未加入のチームは大会への参加を認めない)。

(8) 各大会会場の駐車場は手狭なため、来場の際の自動車は可能な限り相乗りとする。
※会場周辺の路上への駐車は、会場校へ多大の迷惑をかけることとなるので厳禁とする。

(9) 会場の駐車場を利用の際には、連盟指定の駐車許可証を運転席側の外から見える位置に掲示すること。

 

- 以上 -

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国分寺市内小学校校庭 特別ルール

 

一小会場

1. センター方向の旗掲揚台の長いポールから左側は、外野ネットを越えた場合はホームランとする。

2. 旗掲揚台の長いポールに直接飛球が当たった場合、及び旗掲揚台でバウンドしても長いポールに当たった場合、ホームランとする。

3. 長いポールから右側は、校舎の2階ベランダをノーバウンドで越えるか又は直接当たった場合はホームランとする。それより低い場合及び手前の場合はボールデッドとし、走者にツーベースを与える。

4. レフト~センター方向にあるバスケットゴールに直接当たった場合はホームランとする。

5. 1塁側 サッカーゴール及びバスケットゴールのポールの跳ね返りはインプレーとする。サッカーゴール内はボールデッドとする。バスケットゴール板に打球が当たった場合はファールとする。

6. 3塁側 タイヤの跳ね返りはインプレーとする。

 

二小会場

1. ライト方向の飛球が、そのまま外野ネットに表示されているホームラン線より上部(中略)に当たった場合はホームランとする。

2. 外野のフェンス(レフト・センター間の低いネット)をノーバウンドで越えた場合はホームランとし、ワンバウンドで越えるか又はボールがネットに絡まるなど容易にボールが取り出せないと審判が判断した場合はボールデッドとし、走者にツーベースを与える。

 

六小会場

 

十小会場

 

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