怒涛のサンダース黄金練習が終わり本日出勤しても仕事になりません
抜け殻かーーーー貴重な体験をさせていただきました。監督ってすごい!
別冊サンダース 長野コーチの監督デビュー記!
前日(5月3日)府中3小タイガース戦 試合前のベンチにて

監督「明日、俺もしげも来れないから小金井ビクトリー戦の指揮、長野さんがしてね!」
長野「……………」
監督「返事は? 子供と一緒で返事しないのー」
長野「あ、はい、わかりました……」
いやいや、返事しないのではなく、出来なかったのです、、(子供の気持ちがわかった!!)


背番号【28】の重み

野球経験もなく子供と一緒にサンダースに参加させてもらい1年と少ししか経っていないのに背番号【28】をもらい、ベンチ入りさせてもらってる。
監督&しげコーチがいなければ自分がやると認識していなければいけないのに、いつも二人がいてくれると思っていた自分が情けない! 明日に向け、険しい監督への道のりが始まるのでした!


☆監督への道①☆ ~まず、サイン出し~

いつも子供達に偉そうに言っている以上 自分もやらねば!! と、練習後帰宅してまず、昨年卒団した息子をつかまえて、
「明日、サンダースの練習試合の指揮するのでサインの練習に付き合え!」
息子「えー! 大丈夫??」
「だから練習するんだよ!」
息子「もっとはっきり! 1つずつやらないとわかりずらい! 早くやらない! 監督はこうやる! 自信持ってやる!」
(くそー偉そうに)


☆監督への道②☆ ~オーダー~

ダメ出しの連続、、の後やっと息子のOKをもらい今度はあすのオーダーだ!
不動の4番ひかるが前日から足の痛みで欠席している、来れない場合も想定して、下書きの紙が10枚を超えてどんどん増えていく、、、
なんだ? 書き出すと無限にオーダーの組み合わせが?????
監督やしげさんならどうするのだろう?
考えるときりがないー あ! 12時だ! 何時間やっているんだ!
自分自身が選手たちを見て今感じてる事を反映させうよう!
・力はあるのに出し切らない子
・長い肘の痛みからやっと復活して何かを掴みかけている子
・技術はあるけどチーム内の役割と葛藤している子
・経験は浅いけと日々上達している子
・今、野球がすごく楽しい子
下書きを1枚書き上げた。

布団に入ると今度は試合中のサインをどう出すか?
ランナーが出たら初球盗塁したいなー
エンドランやスクイズのサインはどのカウント出だす?
選手みんないまバッティングは上向きだよなー、打ってくれよー
、、、、、、、寝れない、、、、、、、、


☆監督への道③☆ ~5月4日(水)当日朝~

「え?」監督来たぞ!

やらなくてすんだ、ホッとしている自分がいる。
監督「予定変更して来たけど今日の試合の指揮はやってね」
長野「はい!??」
相談しようかと下書きを渡すと、
監督「はい、じゃこれで」とすんなり神田コーチに渡し、「好きにやっていいですから」

やるしかないぞ!


☆監督への道④☆ ~試合前~

試合前選手たちに、監督より今日の試合の指揮は長野コーチが「是非やらせてくれ」と言うので長野コーチの指揮で試合をやります。とサンダースらしい発表(さすが監督!)
「え? 長野コーチが……?」子供達の微妙な反応、
「俺のデビュー戦だから、ウイニングボールをプレゼントしてくれ」といざ、試合開始!


☆監督への道⑤☆ ~盗塁~

1回先頭打者フォアボール、相手チームのキャッチャーの肩はいい
走者はサンダース1の瞬足そうた 初球盗塁のサインを出す。
なのに、牽制アウトが怖いのかリードが少ない、、、、案の定アウト
何のためにお前を1番にしたんだ!(ココロの叫び)
めげずに ゆうあに盗塁サイン、すごくいいスターで盗塁成功、
足の速さだけではなく、選手の次の塁を狙う気持ちなんだなー


☆監督への道⑥☆ ~スクイズ~

1回1アウト2、3塁選手ここは先取点を入れないと、
スクイズサインを出すカウントはどうする?
え? 2ストライク!
【教訓】当たり前だが、思っているように相手ピッチャーは投げてくれない、
余裕なさすぎ、、、、無得点
スクイズ失敗が怖く悩んでこの試合スクイズサインは出せなかった。
そうそうヒットは打てないのだから、、、、反省しきり、、、難しい


☆監督への道⑦☆ ~牽制球~

そらが牽制球で1塁ランナーをアウト!牽制アウトはすごく楽になる。
相手チーム2番手投手の牽制が早い、
サンダース1塁ランナーだいすけも瞬足だ、盗塁のサインを出す、、、、
リードが大きく取れなかったのでスタートを早くしようと牽制に逆をつかれアウト、
牽制球の早い投手なので1塁ランナーが出ると牽制球を投げたがるのか?
案の定、1塁ランナーを残したらランナーを気にして打者にフォアボール。
1ランナーを残した方がいい場合もあるのか、、、
【教訓】なんでも先の塁をとがむしゃらではなく相手を見て采配するのか、、、


☆監督への道⑧☆ ~選手交代~

ピッチャーごうは粘りのピッチイング、6回から、しょうに交代で締めようと、
サンダース攻撃で山岸コーチに
長野「次しょうでいきますのでピッチイングお願いします。」
山岸コーチ「え? 次の次しょうバッターですよ!」
長野「…………」
【教訓】ちゃんと見ておけよ!!!!!(自分自身に!) 情けない!


☆監督への道⑨☆ ~7回表~

7回からピッチャーしょうにセカンド、ライトにしゅうまとはるきを入れた。
こんないい加減な交代のせいか?
ここからサンダース守備が崩壊、取れない、投げれない、声も出ない、いつも出来ているプレーができない。選手タイムをとってはみたものの逆転された。
【教訓】この時何ができるのか?
いつも監督は選手に苦しい時に自分たちでどうするか?
相手チームに流れが行った時どう粘るのか? 問いかけている。
この回自分はなにをしていいのか分からず流れに巻き込まれなにも出来なかった。
野球の試合の“流れ”いままでベンチ内で体験していたはずなのに自分が指揮したらもっと恐ろしくどうにもならないものに思えた。相手に流れをやってしまった。
ごうは小さな体で、6回を粘り投げ抜いた! 完投させた方がよかったのではなかったか!?
勝っていたのだから、、
五年生のしょうにも経験させたいし、いい球投げるし、、
指揮の仕方で試合が変わってしまう!監督は恐ろしい!?


☆監督への道⑩☆ ~試合後~

これから野球を見る目が変わる貴重な体験をさせてもらいました。
いままでサンダース参加した中で一番疲れた日で一番楽しかった? 日になりました。
振り返るとピッチャーごうが2番だったり反省点がてんこ盛り!
次の機会があればこの経験をいかしてやりたいと思う。
【教訓】野球のルールもっとしっかり覚えなけば、、、、、、、、、

高島監督予定を変更して後見いただきありがとうございました!
(監督は毎試合これをやっいるんだなー)


◆おまけ

試合後、1小グランドに戻るとタケトがやって来て
「今日長野コーチが監督なら、このあとバッティング練習したいです!、、、
今日はランニングなしで!!!」
と、言ってきた、、、、、、いろんな子供がいてとっても楽しいサンダースです!