1 | 2 | 3 | 4 | 5 | TOTAL | |
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ビッグベアーズ | 3 | 1 | 0 | 3 | 0 | 7 |
国分寺サンダース | 1 | 0 | 2 | 6 | X | 9 |
朝から小雨がなかなかやみません。
グラウンドは水溜りはできてないものの,地面の一部がキラキラ光り出しています。
雨脚がはやまるとこのキラキラが水溜りくんに生まれ変わるんだよなあ。
天気予報じゃもうすぐ雨雲が去ってくれるようだし始めますか? と足を踏み入れると,足跡がもう水を含んで小さな水溜りに。うーむ,もう少し待とうということで,A・C一緒に雨宿りしながら,しりとりやスクワット,校舎外周をランニングしたりして野球の時間を待ちわびました。
10時くらいにようやく練習スタート。
キャッチボールのあと,「児玉コーチはまだ見てないだろう」ということで,先週完成した“サンダース・トレイン”を満開の桜をバックにお披露目してもらいました(写真をクリック!)。
だてにスクワットをやってないから足腰の動きが滑らか! 理由もなくみんな笑っちゃうのもいい! ということで,今日の練習試合でぜひやってみようということになりました。
サンダース・トレインしかり,スクワットをフォークダンス調にアレンジしたり,積立預金制にしたりと〈苦痛〉を〈ユーモア〉で跳ね返すアイデアは,演出家・山岸コーチのなせる業!
「年度も変わったことだし,4月からはスクワットあらためバービー にするよ」
そう言い残し「G1杯」の抽選会場に出かけていった監督不在の間,さっそくこの新しいお題の仕込みもやりました。
どんどん演劇部化していくサンダースA。でも野球って演じる要素がけっこうあるのかもしれないね。試合というアドリブ満載の舞台で筋書きのないドラマをどう演じていくか。その辺に活かされたらかなり面白いことになるのかも?!
最近のサンダースはスロースタート? 初回、2回は打線沈黙。声も小さいから静かだな~。ん~、先週も同じようなこと書いた気がする。
しかし、この打線で何で逆転できちゃうんだろ? 何で勝てちゃったんだろう?
しかしながら、4回は練習試合ならではの攻撃が見られて、この回だけはおもしろかった。
ただ前にも書いたけど、100%安全にやってたらなかなか点は取れないよ。5分5分でホーム突入、キャッチャーのタッチをかいくぐるから点が取れるんだ。見てる方も、5分5分で得点できた、おしい、悔しいがあるからおもしろい。だから、余裕あるのにホーム途中で引き返したり、2アウトなのにホームに突っ込もうとしないのはいただけない。
●用意するもの
・ショウの覇気のないピッチング(4ボール×2)
・ヒロトのピッチャーへの暴投返球×2
・傍観に徹するソウタとゴウ
・監督の「これは終わったらバービーだな」というつぶやき
これらをダイヤモンドに入れてコトコト煮込むこと数分。見事な“もや~”が茹で上がります。
「タイムをお願いします」
自主的にタイムをかけ,いやなムードを断ち切ったのはタケトでした。
マウンドに集まっても気の利いたセリフが言えないのはみんなわかってる。
でもなんとかしたい! って想いが伝わったから,ショウの気持ちも切り替わったね。後続2名を打ち取りゲームセット!
素の自分ではできないけれど〈こんな風に出来たらカッコイイ〉という自分はいるはず。
君たちは演劇部サンダースでもあるのだから,自分の与えられた役柄を最大限演じてみてはどうだろう。〈もや~っとした空気を断ち切るレシピ〉をそろそろ自分たちで見つけてほしいんだ。
監督はこの2週間,あえて静観していたよ。
「勝ったからまあいっか……」
こんな体たらくで満足していると,お前は今まで何をしてたんだ! って厳し~く問われるかも!?