1234567TOTAL
ジュニアキング23010006
国分寺サンダース020520X9
ピッチャー:そら-しょう
キャッチャー:ひろと-ひかる
二塁打:だいすけ、そうた

午前中、本拠地1小では春の大会の決勝トーナメント行きの8枚目の切符をめぐりストロングとキングスの試合がありました。
安心して下さい。サンダースの切符は手配済みです。わーい わーい!
ってオレ達、午前中練習する場所ないじゃん!!

というチーム事情があるのか、ないのか。
午前中は2小に遠征。ジュニキンと練習試合!

 

オレはクルマ移動。
2小に着くと、いるいる。いるいる。いるいる。
噂には聞いていたけど、国分寺市の審判員大集合! 灰色ズボンに水色シャツ、ツバの短い帽子。
オレがルールブックだ! 僕は石ころです! 私は地獄の門番やっております! と野球版六法全書の番人達がワイワイがやがや。朝礼みたいな集会みたいな。
朝に集合して、割り振り決めてから各試合会場に行ってるんだね。
今さらながら、毎度毎度ご苦労様です。毎回毎回ありがとうございます。

 

とはいえ、この修羅達の世界に入っていくのはアレなんでオレは……
ん!? いたいた! 虎仲間の加藤さん! ジュニキンのCチームのエリアに移動。
お、カズ! 元気か!

ジュニキンCの選手達に、今日勝てば次は準決勝でサンダースと試合になるんだよ、戦おうぜぇ頑張れよ~と、声かけ。(→その後、1点差でジュニキンCは惜敗しちゃったって)

 

アイサツも終えて、テントに。
テント下ではジュニキンのダブル重鎮と高島カントクが談笑中。

おい何やってんだ、いいからここ座れ! いいんだよ!
いいから、いいから! お! もう一杯くれよ!
いいから、いいんだよ! お~お~、いいんだよ、そうそう! いいから、いいから!

と、一般人ではとても飲むコトが出来ない価値ある伝統のジュニキンコーヒーをご馳走になりました。
オレの野球人スキルがまた上がってしまったか……

 

んなコトやってたら、ようやくサンダースの選手到着~
子どもらは1小から2小までランニング移動!
あれ!?……文字にすると1小~2小ってなんか近く感じるなぁ。実際は隣の学校ってワケじゃないから結構遠いスよ。

選手到着後、ジュニキンとサンダースが混ざってキャッチボールをして準備OK!
さ、練習試合。

オレは三塁塁審。主審、一塁、二塁はジュニキンにお任せ。
つか、この日は、おっさんサンダースの人手が足りなくて審判を2人出すコトが出来ませんでした。

 

いざ、プレイボール!
が、立ち上がりいまいち。初回いきなり4~5人連続でアウトが取れません。
う~ん、イヤな予感。

流れが悪いまま2回。
またまたアウトカウントは増えずにランナーが増える展開に。

色々ありすぎて詳しくは忘れたけど、四死球、エラー、ボーク、痛打、いろんなバリエーションでとにかく喰らいました。あちゃ~…

練習試合ってのもあって、こんな時は高島カントクは全く動きません。意地でもテコでも動かない。
ブレーキの壊れたダンプカーの反対。サイドブレーキ引きまくり。ミスター高橋でも動かせません。

仕方ねぇ オレが動くか。
そっとサードのソウタに近づき

タイムかけろ
え!? あ、はぃ……

ったく! 流れが悪くなったらタイムかけて一旦落ち着けって何十回言えばいいんだよ(怒)!
守備の時間が長すぎて、どうせ何アウトか分からんヤツいるだろ! もはや何点取られたかなんて誰も分からんだろ(怒&呆)
ヒロトはカウント分かんなくなるから、必ずカウント言えって言ってんのにピンチになると全然言わねーし!(怒)

って、コラ! おい! ソウタ! タイムかけないのか! (ズッコケ)
で、タイムかけないまま、試合続行。
投球開始→ボール! ボール!
そうか、そうか。お前らは試合後にバービーやりまくりたいのね。ホント変わった連中だな…
何回も言ってるけど、オレはバットとボール使わない練習は嫌いなんだよ!(怒)

怒りの獣神になりかけてたら、やっとその時、ソウタが

「(超超超小さな声で)ぁ、ぁ、タィ…を…(超超超超よくない感じ)」

あ!? ふざけんじゃねぇ! ピッチャーもう投げてんじゃねえか! ちょっとは考えろ!

タイム拒否。

結局、そのバッターには四球。悪い流れは、止まらないハァハァ。ぜぇぜぇ。

で、やっと。ソウタ
「(今度はオレの目を見て、シッカリした声で)タイムお願いします
「(ったく遅いんだよ!)ターイム!!」
タイム1回にもドラマあり。

ソウタには試練。だけど技術、能力あるソウタに欠けているのはリーダーシップとか積極性。その部分が加われば、とんでもなく恐ろしい選手になれるんだぜ。
俊足! 堅守! それだけで満足しちゃダメ。
もったいないよ。可能性スゲーあるんだから。頑張れ!

ヒロトはカウント言え! 分かんなくなったら聞け! それだけ。簡単!

ソラはセットの時に1秒止まれ! 簡た…
1秒じゃ結局今まで止まらないから次から2秒にしてみるか…!?

 

ジュニキンの9番がライト前にヒット。
ん!? ベンチが騒がしいぞ。お!? ボールがマウンドじゃなくベンチに帰っていったよ。あれ?

「おし! やったやった! 初ヒットだぁ! わぁわぁ!」

あ! それで騒いでたのね。それ見ながら、あれいいなぁ、サンダースも初ヒットのボールは選手にプレゼントしたらいいのにて。
つか、これからそうしようよ。初ヒットボールのプレゼント。
今までもホームランボールはプレゼントしてたけど、みんながホームラン打てるとは限らんしさ。

初ヒットはだいたいCチームの選手だね。Cのコーチ陣で検討してちょうだいな、と。
Aの選手の初ヒットはオレが適当なボール見つけてあげるコトにするか。ま、でもAでヒットまだの選手はカズアキ位かぁ。カズアキ時間ないしなぁ…
打ってくれ~!

 

そんなこんなで試合は進み、ソラからショウに継投。キャッチャーはヒロトからヒカル。
あ! ショウ、ヒカルのバッテリーて久々じゃない!? ヒカルがCチームの時以来? どうだろ。


中村さんが途中から来てくれて、一塁塁審に。試合終盤はサンダースちゃんと審判2人出しましたよ、と。

最後の一球は一塁牽制球。
中村さんの「アウト!」でゲームセット。
試合リポートは、ま、こんなもんで。

とりあえず逆転勝利したものの…
反省材料が多い試合だったし(振り逃げを知らないとか言い出すのもいたし→ハイ、試合中にスクワット50回)、帰りも選手達はランニング移動!

そのコトを選手達は分かってたけど、鳩が豆鉄砲みたいな顔でヒカルママは驚いてて
「え~!? だってクルマあるし、みんな乗ってくでしょ?」
「あ、ガソリンもったいないから大丈夫。」
鬼の高島ここにあり。
というワケで、ジュニキンさんバイバイキ~ン!
次に対戦する時は夏の大会か、真夏の山中湖か?
あ、今年から合宿の日程変わったんだっけ!?

 

ジュニアキング戦 総評――●神田コーチ

●発見
しょう:車移動すると元気なくなるけど、走って移動すると元気いっぱい。
ごう:車移動すると元気なくなるけど、走って移動しても元気なくなる。
だいち:走ってる間じゅうずっと泣き言をぶつぶつ言いながら走るけど、その距離に関係なく結局走れる。走り終わった後は打って変わって元気いっぱい。

 

今日のリズムメーカーは久々先発のそら。しかし、そらのリズムがことのほかよくない。リズムがよくないから内野手のエラーを誘発するし、試合も苦戦する。エラーがらみで失点してるから失点6に対して自責点は2だけど、エラーももとはと言えば自分のリズムの悪さから来てるものだから、現実には自責点6なんだろうな。それだから書く方も何か考えが一本まとまらない。

 

だいち:振り逃げがわからない
練習で監督・コーチはルールを1から10まで教えない。なぜなら、ルールは本に書いてあるから。ルールに関する本は元町図書館に行けば借りられる。せめてルールの初歩的なことは練習に備えて自分で勉強してくること。練習で監督・コーチはルールを知ってる選手たちに、ルールの本に書いてないことを教える。
されどサンダースのコーチはやさしいから、振り逃げとは何ぞやと教えてくれる。

 

午後のバービーピーポー

1小に戻ると。
じゃ、8四死球だったからバービー8セット。

ま、そんなもんか。随分出したような気がしたけど。
おし! コツコツやりまっか。

 

直線バービーだけじゃなく、丸バービーも導入。
ベンチ前バービーも考え中。
もうバービーだかビーバーだか。
ハルキはバービーやってるオレ達をバービーピーポーと呼んでいる。

ホワ~イ? バービーピーポー!! なぜ野球の練習なのに野球道具使わないんだよー!?

 

付き合いで半分位やったけど、オレはバービーよりスクワットの方がキツいな。
なんで子どもらはバービーの方がキツいの? 不思議。オレが変なんか?

何が違うんか…
今度、高屋コーチに何セットか実践してもらってメカニズムの解明でもするか。
うん、そうしよう。それがイイネ! そうだそうだ。
こうなったら仕方ないよ。そうだよね。
おっしゃ! やるぞ! 高屋さん!! これ読んでるね? はい決まり。
次回、高屋さんの動画撮影するから斉藤スポーツで売れ残りのビーバーのユニフォーム買っておいてね。

 

選手達は休憩時間になるとバービー。休憩時間にバービー。休憩バービー。
着実にこなしていきます。

 

バッティング練習した後…

次、何するか?

お!? カントクいないじゃん。そかそか。チャンスチャンス。やりたいのはバッティング? じゃ、バッティングでいいじゃん。OK! OK! バッティング。

2小まで往復マラソン。練習試合。バービーピーポー。お前ら今日はスゲー頑張った!
じゃ、おもいっきり打て! 打つ方が楽しいでしょ。厳しいけど、サービスする時もある。

バッティング終わって、また同じバッティング練習やろうて言い出すコーチ普通いないぜ。
ま、バービーの数を減らしたりはしないけどさ。増やしたりはするよ。

そんなこんなで、鬼がいない間にバッティング続行! やっちゃえ! やっちゃえ! やっちゃえNISSAN!

 

しかし、カントクどこに行ったの!?
なんか髪の毛切りに行ったみたいだけど…
え!? マジ? そういや、床屋でも行くかなみたいな、あれホントだったんかい(笑)!
しばらく後。アタマさっぱりニュー高島、新装開店お祭りモードで大復活。

こうなりゃバッティング練習延長だぁ! やりぃ!
ラストはカントク自らバッティングピッチャー。
火の玉ストレートからのチェンジアップ(笑)
火の玉ストレートからの火の玉ストレート!!(笑)

笑いながら、ビビりながら、選手はカントクと一対一の真剣勝負。
フリーバッティングを楽しみました、とさ。

 

さぁ次戦は決勝トーナメント!
サンダース旋風巻き起こすぜ~!