1234TOTAL
連雀スパローズ0101112
国分寺サンダース0000cold0
ピッチャー:そら-ごう
キャッチャー:ひろと
二塁打:ゆうあ

監督  目の前のグラウンドを見てごらん。いつもならファーストに暴投しちゃったときに「はい,ボールデッド! ランナー二塁」っていう野球をやってきたわけだ。今日のグラウンドにボールデッドってあるかい? ないよな? 全部フリーだよ。どこに転がっちゃってもフリー,跳ね返りもフリー。ランナーは二塁どころか三塁まで行っちゃう可能性もある。だからカバーが大事。こういうグラウンドでは今までやってないことが出てくるから必ずカバーに行く。そこだけは頭に入れること。
がんばるよ! せっかくいいグラウンドに来たんだからさ。暴れて帰るよ! 暴れるのは夜だけか? 会長!! 今日は昼間も暴れちゃいますよ!

 
●神田EYES――――――――>連雀スパローズ戦

きょうの対戦投手は、2ストライクまでは遅い山なりボールで空振りやファールを誘ってきて、3ストライク目を速球で打ち取りに来る技巧派投手。遅い球は引きつけて打てないと相手の思うつぼですが、サンダースの選手たち、つんのめって相手の作戦に引っかかりまくり、打に関してはかなり苦戦しました。

【1回表】スパローズ攻撃

打①:ライトライナー
打②:三振
打③:ショートゴロ

【1回裏】サンダース攻撃

打①:三振
打②:サードゴロ
打③:サードゴロ

【2回表】スパローズ攻撃

打④:レフトオーバー2ベースヒット
打⑤:ファーストゴロ
打⑥:三振、捕手落球。ボール拾ってバッターを追いかけてタッチアウト。その隙に3塁ランナーホームイン(TH 0-1 SP)
打⑦:レフトフライ

【2回裏】サンダース攻撃
打④:デッドボール
打⑤:レフトオーバー2ベースヒット。1塁ランナー3塁を回ったところで止まったが、ボールはすでに3塁まで返ってきていた。後ろからタッチされてアウト。そして3塁手から2塁へ送球。オーバーランしていたバッターランナー、油断してアウト。ダブルプレー。
打⑥:ピッチャーゴロ

【3回表】スパローズ攻撃
打⑧:センター前シングルヒット
打⑨:1塁にけん制球。ランナー戻れず1塁-2塁間ランダウンプレーになり、ランナーアウト。バッターはサードゴロ。
打①:センターへシングルヒット
打②:サードゴロ

【3回裏】サンダース攻撃
打⑦:サードゴロ
打⑧:デットボール
打⑨:セカンドゴロの進塁打
打①:三振

【4回表】スパローズ攻撃

打③:セフティーバントで内野安打
打④:セカンドへの内野安打
打⑤:4ボール
打⑥:センター前2点タイムリー(TH0-3SP)
打⑦:センター前2点タイムリー(TH0-5SP)

-----サンダースはピッチャー交代-----

打⑧:バント内野安打
打⑨:ライトライナー。そのまま2塁に返球してダブルプレー。
打①:レフト前タイムリー(TH0-6SP)
打②:2塁へ高いフライ。2塁手捕球できず後方に落球、2塁ランナーホームイン(TH0-7SP)
打③:センター前タイムリー(TH0-8SP)
打④:センター前タイムリー(TH0-9SP)
打⑤:ライト前タイムリー(TH0-10SP)
打⑥:4ボール
打⑦:センター前2点タイムリー(TH0-12SP)
打⑧:セカンドフライ。長い4回が終わった。

【4回裏】サンダース攻撃
打②:ピッチャーゴロ
打③:初球、レフトライナー
打④:セカンドゴロ

3回以降10点差以上コールドでゲームセット。(TH 0 - 12 SP)

 

◆◆◆


今日の試合前に選手たちに聞いてみました。「今日の試合は、失敗しないように大事に行くの?失敗を考えないで思いっきりやるの?」するとどの選手も、「思いっきりやる」。そして遡ること一週間前、選手たちには言っておきました。「赤い羽根少年野球大会は各地区を勝ち上がってきたチームだから、強いチームばかりだ。そしてサンダースも勝ち上がったわけだから力は互角のはずだ。勝つか負けるかは気力次第。思いっきりやる気持ちがあれば絶対勝てるよ。」
連雀スパローズ、実は先の9月に「読売旗争奪関東少年野球大会」で優勝したチーム。バリバリの強豪チームなのでした。試合終わってから選手たちに聞いてみました。「今日の対戦相手強かったか?今日の対戦相手、関東少年野球大会で優勝したチームだよ。」
選手たち、「強かった...えぇっ?」

このあとに控えている最後の公式戦「送別大会」。思いっきりやってる姿をみせてほしいな。「失敗したら...」とか考えないダイナミックな野球を見せてほしいな。
「できるのにやらないのは、最低。できることをやるのがサンダース。」