123456TOTAL
貫井ジュニアーズ0231017
国分寺サンダース08030X11
バッテリー:たかふみ-りゅうせい-たかふみ=ふうた
二塁打:ふうた、ゆうあ、りゅうせい
三塁打:たかふみ

「練習試合」ってなんだろう?

今週も練習試合ができました。
新しいチームになってから,毎週のように組んでもらえる「練習試合」。
でも,そもそも「練習試合」って何でやるんだろう?(朝,監督も言ってたよね)

 


以下,神田コーチからのコメントです。
読みながら「練習試合」のこと,ちょっとだけ考えてみてほしい。

 試合中スコアを覗(のぞ)き込んだ選手、「このままいけば勝てる」。ほんとにそれでいいのかな?

練習試合は日ごろ教わったことの成果を試す場。長打が出たとき、次の塁が狙えるのか無理なのかが確認できる場。それは結果が得点に結びつかないかもしれない。だけど、練習試合はそれが許される場。できるかもしれないし、できないかもしれない、練習試合ではそれをやってみる。できることだったらやる。できそうでできなかったら、次もチャレンジする。できもしないことだとわっかたらやらない。それが公式戦で生かせることだったら、それこそが練習試合の成果だと思います。

 

君は練習で教わってきたことの成果を試していたのかな?
「リードってそうやって出るんだったっけ」言われるとちゃんとやり始める、知っているのに言われないとやらないのはだめだよね。
「リード小さい」「第二リードしなよ」何だか毎回言われるよね。

 

三塁ランナー、キャッチャーがポロっとしてるのにホームに背を向けて三塁ベースまで戻っちゃったよ。そのあとの内野ゴロ、一塁に送球してるのにきっちり三塁まで戻ってベースを踏んでる。送球も見てないの?それじゃホームは狙えない。

 

一塁ランナー、バッターが外野手を抜く長打を打ったのに、レフトを見ながら三塁で止まっちゃった。レフトがやっと追いついたところなんだから、三塁をオーバーランしてたらホーム狙えたでしょ。君が三塁に向かって走っているときに見るのはレフトじゃなくて三塁コーチャー。

 

さすがの6年生は、二塁打か微妙だったけど果敢(かかん)に二塁を狙った。結果はアウトだったけど、絶対に不可能だったのか、セーフの可能性があったのか、わかったんじゃないかな。同じようなあたりが公式戦で出たとき、二塁が狙えるなら走る、無理そうなら走らない、その判断材料になったのなら練習試合がアウトであっても御(おん)の字でしょう。

 

 

 

自分はあのとき果敢(かかん)に挑戦しただろうか?

 

一人ひとりがこれまでの「練習試合」を思い出してみるのもいいかもしれない。
3月からいよいよ勝負の季節。
学んだことを実践(じっせん)する「本番」が待っているよ。