1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | TOTAL | |
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貫井ジュニアーズ | 0 | 0 | 4 | 0 | 3 | 0 | 0 | 7 |
国分寺サンダース | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
ししつ【資質】:生まれつきの性質や才能。資性。天性。「―に恵まれる」
たかふみは、自分のピッチングにうぬぼれがない。自信が持ててないかな。
ランナーがいないとパーフェクトピッチングするんですが、ひとたびランナーが出てしまうと焦りまくって周りが見えなくなってしまうとか。
んまー、出塁のきっかけは、そらの気のないプレーだったりもするんですが。
早くその場を去りたい気持ちは、焦っていることで脳が身の危険と勘違いして本能的に命令しているんだと教えました。本能的な命令は人間は自分の意志で抑えることができる。そのきっかけとしてコーチが「早い」とか「小さくなってる」とか言うから、そのとき我に帰れ。と。
一球だけは立ち直るんだけど……。
これは以前,神田コーチが記した「たかふみ評」です。
ちょっと手厳しいかもしれないけど,一投一投を見届けている神田さんならではの,まるで気持ちのうつろいすら記録しちゃえそうな鋭い眼差しは,愛情にあふれています。
序盤のたかふみの球は,「打てるもんなら打ってみろよ」と,エースの風格で打者を威嚇します。
でもランナーを溜めこみ出すと,あの風格はどこへやら,投手という行為を早く終わらせたいと,こわばった顔つきになっていきます。
相手チームは,すごいピッチャーを攻略できたと歓びもひとしおです。
うぬぼれていいほどの資質に恵まれた「エース=たかふみ」と
こわばった顔つきの「少年=たかふみ」のせめぎあう姿――
この二面性って,よくよく考えると選手一人ひとりに言えることかもしれないね。
みんなもっとうぬぼれていいカッコイイ一面を持っているよ。
そう,たかふみの投げる姿は,君たち一人ひとりを映し出す鏡かもしれない。
みんなの想いが,たかふみを真のエースにできたとき,このチームはそうそう負ける気がしないんだけどなあ。
試合の前後の選手だけのミーティング。
これも恒例になりつつあるね。
後半は来年のエースも投げました。
そらはどんなチームを映し出すんだろう。
コーチとの練習試合にて。
ゆうあは「うぉりゃー!」と声を出して全球投げました。
投手って大変なんだね。
貫井ジュニアーズさん,ありがとうございました!