12345TOTAL
ファイブスターズ000202
国分寺サンダース3403X10
バッテリー:たかふみ=ふうた
二塁打:たかふみ、だいすけ

夏の大会第1戦目。春のリーグ戦と違い,負ければ終わりのトーナメント戦です。
チームの理想的な勝ち方は見えてきたものの,調子に波があり安定した力が発揮できないことが,先週の日野万グラウンドで浮彫りになりました。
その教訓は,翌日からの自主練につながるのですが,しっかり準備しちゃった分,本番前から妙に浮き足立っちゃっう選手たち。見かねた監督が,

「大丈夫だから(笑)お前らに負けるように教えてきてないだろ? 勝つ野球を教えてきたんだからさ。普通にやれば勝てるから。自信もって楽しくやるんだよ!」選手を諭す場面も。

監督の一言ひとことに「うん,うん」と首を縦にふる姿が新鮮でした。

ナイスゲームでした! おめでとう!

 

次も勝たないと、今日の〈勝ち〉は意味がない

このチームが秘めた大いなる可能性。それを予感させる試合だったね。

選手だけのミーティングも,お決まりの感想はなく,気持ちの乗った言葉が交わされてます。

「これがお前たちの実力と信じていいんだよな?」
いつもクールな小林コーチが,熱のこもった問いかけをする姿が印象的でした。

 

そして監督からの言葉――。

「今,〈勝ち〉という結果が出たんだよね。お前らみんな,あのくらいはできるってことが証明されたんだよな。今日は〈やれること〉をやったんだろ? やることをやれば,こうやって勝ちにつながるってことが解ったんだからさ。次もまた勝たないとさ,今日の勝ちは意味がないよ。次負けたら,今日の勝ちも〈負け〉といっしょ。だからやるときにはやるんだよ。みんな上手になってきてるんだから,自信もってがんばる! わかった?」

はい!!!(選手たち)

 

 

神田スコアラーの総評です。 だいすけ! よく読んでおくように!

たかふみの二塁打は、さらに三塁を狙ってきわどいタイミングでアウトになったもの。少し前のサンダースだったら二塁止まり。本人は万全を期したつもりかもしれないけれど、チームの仲間、コーチたちから見たら「もっと行けたでしょ」。二塁打なのにチームの士気が上がってこなかった。だけど今日は違った。二塁を回ったところで外野手がやっと打球に追いついた。三塁狙えるかもしれない。たかふみの足は緩まなかった。相手もアウトを取りに来るさ。だからアウトかセーフかきわどいタイミング。結果はアウトだったかもしれないけど、できることを一生懸命やろうとする姿。チームみんなの士気を高めてしっまった。だからそのあとの回の大量得点につながったのさ。ものすごく価値のあるアウトだよ。

そしてもう一つの二塁打はだいすけ。外角の球を引っ張らず、きれいにスイングした打球は右にも左にも曲がらず芸術的な放物線を描いてライトフェンス越え。一小ルールでライト側はホームランではなくエンタイトルツーベースになってしまうのですが。そう、少し前までのだいすけは、外角だろうが何だろうが、無理無理引っ張ってPゴロとか3ゴロとか、でなければ空振りだったんだ。だけど今日は外角の球は外角の打ち方で。できることをやった結果だね。去年練習試合で柵越えホームランを打った時のきれいなバッティングフォームがやっと見れたよ。今日の写真はカメラマンが・・・? 去年の写真貼っておきます。

たかふみとだいすけのことばっかり書いてしまったけれど、きょうはチームのみんなができることをやっていたね。価値ある勝利。

 

午後は,ブルーファイターズさんと練習試合をしました。

4年生もふくめ,総出で戦いました!
OBのアキラがひょっこり顔を出してくれたのもなんかうれしかったなあ。

 

最後は,古田コーチと記念撮影。AとCそれぞれパシャっと。
残り少ない時間だけど,このチームの勇姿をたくさん目蓋に焼き付けてほしいよ。