1234TOTAL
バファローズ16018
国分寺サンダース531X9
バッテリー:たかふみ->じゅうた=ふうた

●二塁打:りく
●ホームスチール:じゅうた(たかふみがスクイズ空振りするから)
●よくやった:
(1)1回表バファローズ攻撃,2アウト・ランナー3塁から4ボール。ふうた3塁ランナーが油断して離塁したままよそ見しているのをを見逃さず,3塁に牽制タッチアウト。よく見てた。
(2)3回表バファローズ攻撃,1アウト・ランナーなし。センター前の4-6-8トライアングル地帯に浅いフライ。ゆうあスライディングキャッチ。俺がやってやる!の瞬間。ファインプレー。取った後,グローブを高く掲げてアピールすることも忘れなかった。
●正直者:ひかる
3回裏サンダース攻撃,1アウト・ランナー3塁そら,バッターだいすけ。カウントB3-S1。
ひかる「そら,サイン見てる?サインでてるよ!」・・・監督その場でひっくり返る。
結果:だいすけはショート前にバントフライ。オールセーフ。
●それだめだろ:たかふみ
1回表バファローズ攻撃,1アウト・ランナー1塁。たかふみ「ボール替えてください」と言って審判タイムかける前にベンチにボール転がした。審判タイムかけてないからインプレー。同じこと何回目だ?ランナー2塁まで楽々。

試合前のグラウンドでは,今朝も仲間を鼓舞(こぶ)するキャプテンの声が響き渡ります。

「キャッチボールで後ろにそらせたら,スクワット10回!!」
「ミスした分だけもっと元気を出そう!」


仲間に厳しさを求めるとき,じゅうたろうは模範プレーを身を持って示すことはなかなかできないけれど,「ごめん!」大きな声でミスを認め,厭(いと)うことなくスクワットをやって見せることができます。
このじゅうた独特の真っすぐで憎めないチームのまとめあげ方,好きだなあ……。
それは,ドキドキを克服するための,彼なりの答えであり,仲間へのメッセージにもなっている。


そして,じゅうたを陰(かげ)に陽(ひなた)に支える,ふうた・たかふみをはじめとする6年生たち。
これが今年のサンダースのチームスタイル。
だいぶ定着してきたね。

 

今日のたかふみは,いま一つピリッとしない投球内容でした。
じゅうたは後続の投手として,キャプテンとして,グラウンドのドキドキを一つひとつ打ち消していきながら,見事勝利までみんなを導びきました。

今年のサンダースにはこういう勝ち方もある。
課題はたくさん残ったけど,忘れちゃならない大事な一面がキラッとした,そんな試合でした。

準決勝進出おめでとう!

 


「牽制球は打者のタイミングを外す意味ではもちろん必要だよ。でもまずは,バッターに集中して,ストライク先行のカウントを整えた方がいい。おまえはボール先行になる傾向があるからさ」と監督。
数日前,神田スコアラーより「サンダース投手陣の投球カウントの傾向」(1月18日の練習試合から5月24日のG1杯までの全20試合が対象)が提出されました。監督のアドバイスに,それはさっそく活かされているようです。

 

 

来週を最後にサンダースを去る古田コーチへ選手からプレゼントの贈呈。
父さんコーチでは務まらない,野球のだいご味と,そして何より,子どもたちに「夢を見る作法」を背中で示してくれた……そんな気がしてます。 古田くんに出会えて本当にラッキーでした!