1 | 2 | 3 | 4 | TOTAL | |
---|---|---|---|---|---|
バファローズ | 1 | 6 | 0 | 1 | 8 |
国分寺サンダース | 5 | 3 | 1 | X | 9 |
試合前のグラウンドでは,今朝も仲間を鼓舞(こぶ)するキャプテンの声が響き渡ります。
「キャッチボールで後ろにそらせたら,スクワット10回!!」
「ミスした分だけもっと元気を出そう!」
仲間に厳しさを求めるとき,じゅうたろうは模範プレーを身を持って示すことはなかなかできないけれど,「ごめん!」大きな声でミスを認め,厭(いと)うことなくスクワットをやって見せることができます。
このじゅうた独特の真っすぐで憎めないチームのまとめあげ方,好きだなあ……。
それは,ドキドキを克服するための,彼なりの答えであり,仲間へのメッセージにもなっている。
そして,じゅうたを陰(かげ)に陽(ひなた)に支える,ふうた・たかふみをはじめとする6年生たち。
これが今年のサンダースのチームスタイル。
だいぶ定着してきたね。
今日のたかふみは,いま一つピリッとしない投球内容でした。
じゅうたは後続の投手として,キャプテンとして,グラウンドのドキドキを一つひとつ打ち消していきながら,見事勝利までみんなを導びきました。
今年のサンダースにはこういう勝ち方もある。
課題はたくさん残ったけど,忘れちゃならない大事な一面がキラッとした,そんな試合でした。
準決勝進出おめでとう!
「牽制球は打者のタイミングを外す意味ではもちろん必要だよ。でもまずは,バッターに集中して,ストライク先行のカウントを整えた方がいい。おまえはボール先行になる傾向があるからさ」と監督。
数日前,神田スコアラーより「サンダース投手陣の投球カウントの傾向」(1月18日の練習試合から5月24日のG1杯までの全20試合が対象)が提出されました。監督のアドバイスに,それはさっそく活かされているようです。
来週を最後にサンダースを去る古田コーチへ選手からプレゼントの贈呈。
父さんコーチでは務まらない,野球のだいご味と,そして何より,子どもたちに「夢を見る作法」を背中で示してくれた……そんな気がしてます。 古田くんに出会えて本当にラッキーでした!