練習試合  A&Bチーム (2015/7/12 9:00 一小)

今日はファイブスターズさんとA・B・C三つどもえ戦をやりました。
高学年の部ではこの時期，Aチームに磨きがかかる一方で，新人戦を前に，Bチームが誕生します。
“成熟”と“初々しさ”が混在するなか，指導する監督は，頭の切り替えが大変みたい。笑

 

さて今日のAは，打線はつながらないものの，引き締まったいい試合ができました。
“つながる声”もすっかり板につき，監督が目指すチーム像にどんどん近づいている！
防犯大会は，全部勝つ気で行こう！

 

 

Bチーム試合結果

	1	2	3	4	5	6	TOTAL
ファイブスターズB	2	0	2	2	1	2	9
国分寺サンダースB	0	0	2	0	0	0	2

 

続いてBの試合です。
五年生は，AとBふたつを掛け持ちするなか，Bチームをしっかり仕込む必要があるものの……。
六年生が抜けた途端に目的地を見失った難破船状態に。
ファイブの応援が鳴り響く炎天下，声もつながらず，ゆらゆらとダイヤモンドをさまよう選手たちの姿があるのでした。

ベンチに戻った選手と監督との距離に注目。
この距離，春先のファイブ戦を思い出します。あのときは戸倉球場からランニングして帰ったっけ。

 

何のために野球をやるの？

試合後，五年生だけで初めてミーティングを開きました。とはいっても，一人ひとりの口から出る言葉は，

・サードに暴投を投げないようにしたい。
・ファーボールを出しません。
・下半身がうまく使えてなかった。
・習い事があるときは練習できないけど，空いた時間に棒ふりや素振りをやりたい。

なんだか「宿題やってきます」「忘れ物しません」と大して変わらないなあ……。
そもそも今日の試合にどんな意味があったかすら，わからない状態かも。
ということで，しげコーチから助け舟がありました。しげコーチ，こんなことを言ってたよね。

Aの試合はよかったと今言ってたよな？ なら，お前らが中心になった途端になぜああなるのか。
《六年にあって，五年にないもの》そこを考えた方がいい。
「六年生がいないと緊張しちゃう」と言うけど，そんな兄貴についていく三，四年生の立場はどうなるの？ そらやそうたには，弟がいるだろ？ 例えばある日突然，お父さんやお母さんがいなくなったらどうするの？ かなたとえいたが「お兄ちゃんどうしよう」ってなったら何て応えてあげるの？ 弟はもっと困っているよ。それといっしょ。お前らは，Bではお兄ちゃん役なんだ。自分たちでやるしかないってことに早く気付くべきだよ。
それから，らいあ。「言われたことがすぐできなかった」って反省してるようだけど，監督がそういうことで怒ってたと思ったら大間違いだよ。よく考えてみた方がいい。
今話したこと，これは全部，野球以前の話だよ。
その上でだ。 そもそもお前ら何のために野球やってるの？　そういう大きな目的が欠けてないか？
「大会で優勝する」「金メダルをとる」と口では言うけれど，ホントに自覚していたら，今日のような試合にはならないだろ？ 大きな目的があるのなら，それを頭で浮かべてみな。そのためには何が必要か。
　選手たち：練習をたくさんする。
　しげコーチ：どんな練習をするの？
　選手たち：金メダルをとるための練習。
　しげコーチ：“金メダルをとるための練習”ってどんな練習？
　選手たち：じゅうたろうのような声出しをする。
　しげコーチ：“つながる声”を出すためにどうすればいいの？
そうやって細かいことを決めるべきだよ。俺も少年野球やってたから，暑いしやってられないなあとか思う気持ちはわかるよ。でも，みんなで決めた大きな目的があればさ，そういう時こそ踏んばれると思うんだ。

☆今日のBチームのミーティングで決まったこと。

【その１】来年の「くりくり少年野球選手権」出場を目指す！
【その２】そのためにも，新人戦は金メダルをとりにいく！
【その３】“声出し番長”を二人決める。一人はひかる，もう一人はだいすけ。
　　　　　他の仲間はそれを全力でサポートする！