1 | 2 | 3 | 4 | 5 | TOTAL | |
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国分寺サンダース | 4 | 2 | 2 | 1 | 4 | 13 |
サンダースD | 7 | 0 | 0 | 2 | 2 | 11 |
今日は,お盆休みと国分寺オールの練習のため,集まった選手は,6年生1人と5年生4人。
こんな日くらいまったり自主練メニューでいくのかな……と思ったら甘かった!
投げる量も守る量も普段の2倍。打つ量は10倍!……となりました(汗)
秒刻みにボールがあげられる“カゴ3杯分”の連続ティーバッティング。
「このメニューは見たことないでしょ?」いつものようにカメラを構えた私に監督が訊ねます。
「これは面白いっすねえ」返答したすくそばから,不適切な言い方だと後悔しました。
バットを振り続ける選手が必死なのはもちろんのこと,ボールをあげながら選手を叱咤する監督も真剣そのもの。興味本位で軽口叩いちゃいけない。
この反復練習のねらいは,小手先でごまかしている動作をはぎとること。3杯目のカゴのボールが底をつくころには,腰から振るきれいなスィングに近づいていきます。特に〈らいあ〉がきれいに打つのには驚きました(らいあのことだから来週にはもとに戻っちゃうのかなあ……)。
技巧に走らず,泥臭くバットを振り続けるってのはこういうことなんだね。
夏の甲子園で華々しくホームランを打つ清宮くんも,きっとこういうメニューを影で必死にやっているんだろうなあ。
監督「手だけで打ってるぞ! とコーチたちに言われるけど,それがまさしくこの練習をやるとわかるんだよ。手に力があるうちはごまかせる。でも手の力が無くなったらどこでバットを振る? 腰をまわすしかないだろ? それを最初からやれってことさ。手先だけで打つのは誰にでもできる。でもボールは遠くに飛ばせないよ。だから手で打ってる間は成長しない。平日の素振りも,手だけで振ってちゃだめなんだ。普段どんな練習をやってるか,これをやるとよくわかるんだよ」
午後からは,6〜3年生編成チーム vs 2年生チーム(バッテリー:西本ヘッド=かわぶちコーチ)で練習試合をやりました。
〈そら〉の試練はまだ続いている。苦しいときの投手をどうやって励ますかを学んだよ。来週の新人戦でこれを実践しよう!
監督「7点のうち何点ワンバウンドで取られたんだ? 三塁から一塁へノーバウンドで届くのに,マウンドからキャッチャーまでが届かない。できるのにできなくなるってのはどういうことなんだ? 気持ちの問題なんだよ。キャッチャーまで投げるんじゃなくて,ネットまで投げるという気持ち。そして後ろに守っている仲間を信じる気持ち。そもそも打たせて捕ったほうが楽じゃない?」
監督「ボールとバットと目線をいっしょの高さにするには,どうすればいいの?」
いつだって豪快にバットを振りたい〈たけと〉には,送りバントの試練が与えられています。
たけとを見ていると,かつて神田コーチが言っていたこんな言葉を思い出します。
監督はたけとにチームプレーを学んでほしいんだね。