123456TOTAL
国分寺サンダース0001236
バファローズ2010104
バッテリー:たかふみ=ふうた
二塁打:そら,だいすけ
三塁打:ひかる

さあ,秋季大会がはじまりました。サンダースのブロックは,バファローズ・ストロングキングスと強豪ぞろい。この初戦は落とすわけにはいきません。
そしてなにより,オール組から一小練習組の六年,そして新人戦組の五年生らが,7月の防犯大会以来一堂に会する試合! それぞれが経験してきた成果の発表会でもあります。

監督:冬からこのチームで始めてさ,春・夏と戦って,いよいよ最後の秋の大会。
「実りの秋」という言葉があるだろ。秋は収穫の季節なんだよ。
春に言われていたことが,夏を経て秋でできるようになる。そんな大会にしようよ。

 

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からくも勝利したものの,試合の場数を踏んできた新人戦組に助けられる結果となりました。チームプレーだからそんな日があっていい。でも……というシコリはぬぐえません。試合後はミーティングも開かせてもらえず,グラウンドの片隅で監督不在の練習となりました(泣)

 

今日の練習の落とし所

監督は,野球の神様につかえる金剛力士のような人。
六年生の後退ぶりをなあなあで濁すことはできないよ。これまでも,これからも……。
もう日も陰ってきたし今日は残念なかたちで終わるしかないのかなあ……そんなことを思っていたら,監督が神田コーチと私のところにやってきて,メモを残していきました。
「用事があるから今日は帰るからさ。これをまとめてホームページに載せてほしいんだ」


金剛力士ができるギリギリの優しさかもしれないねえ。
今日の練習の落とし所……実は,A・Cのコーチ全員が固唾を呑んで見守っていました。できれば,来週につながるいい終わり方にしたいと……。Cの西本ヘッドは,どのタイミングでグラウンドをAに譲るかタイミングをはかってたみたい。
そしてそれは選手たちも同じだったんだね。
高島監督が帰り支度に入ったところへ,じゅうた率いるAの選手らが猛ダッシュ!


「高島監督 ノックお願いします!」
Cのコーチもランナーで参戦! 監督のゲームノックで今日の練習を終えることができました。

長い影を連れて走りまわる選手たちの姿に,ホントに秋なんだなと感じつつ,今朝の監督の言葉をあらためて思い出します。

「実りの秋」という言葉があるだろ。秋は収穫の季節なんだよ。春に言われていたことが,夏を経て秋でできるようになる。そんな大会にしようよ。

この言葉,もう一度かみしめて来週臨もうよ。

 

バファローズ戦総評――●神田コーチ・高島監督

きょうは守備エラーこそありませんでしたが、攻撃でのエラーが目立ちました。

(1)3回ランナー2,3塁、バッターごう、サインはエンドラン
ピッチャー投球モーション、3塁ランナーひかるが走る
絶好球、ごう空振り、ひかる3-本間に挟まれてタッチアウト。
先週のスクイズ見逃しに続き2週連続

(2)6回ランナー1塁にだいすけ、バッターりく、サインはエンドラン
ピッチャー投球モーション、1塁ランナーだいすけ、ピッチャーのモーション盗めない。
走るタイミング逸した! だいすけは走り出しのタイミングがへたくそ!
りくは?空振った。エンドランはどんな球も打つんだぞ~
(2)のつづき、サインは再びエンドラン
ピッチャー投球モーション、1塁ランナーだいすけが走る。
球は外れ気味。りくは?な~んで振らないの! だいすけただの盗塁になった。
りくはバットに球を当てられない、そして自信がないからバットも振れない。
サインプレーができない、やろうとしないんじゃ、あれだよ、あれ。

(3)そしてたかふみ、4回2塁盗塁に続きサインは3塁盗塁。
牽制こわい、牽制こわい・・・ピッチャー投球モーション、走らない。
ピッチャー投げた、走った。遅いよ!
結果は2-5TO。盗塁刺。

(4)6回ランナー1塁に同じくたかふみ。
ピッチャー牽制、たかふみ戻れず、1塁-2塁間に挟まれる。
バファローズの守備体系ミスに助けられて辛くも1塁に戻る。
(5)そしてまたやった。そのあと盗塁して2塁ランナーになったとき、たかふみ再び牽制球で戻れず、
こんどは2塁-3塁間でタッチアウト

何としても点を取りたい焦り、だけどアウトにはなりたくないのでおっかなびっくり。
牽制球に引っかかったんなら、せめて守備をかき回してやろうとか考えればいいのに、
その場でしばしアボーン。その間に内野手は挟殺の守備体系に移動しちゃってるよ。
度胸決められないんじゃ点はとれないよ。点が欲しいんなら、虎穴に入れずんばなんたらだよ。監督ならね・・・約束、約束。

そんなたかふみのおっかなびっくりは投球にもあらわれました。おどおど投法。
初球ボールにしたくない、ストライクに入ってください、と、そっと投げた球は、
さすがにクリーンナップには通用しない。3番打者に思いっきり持ってかれて校舎の3階に
当たった。完璧なホームラン。フワ球とはいえ、あそこまで打ち返したバファローズの打者
の技量はさすがもの。
たかふみは練習のときはビシッて球を投げてる。みんなそれを見て知ってる。
できるのに試合ではやらない。だからみんなが納得しない。できることをやってないから、選手もコーチもお母さん方も、みんなが仕方がないって思えないんだよ。

そんな中でも称賛されるべきは、やっぱりひかるの逆転3塁打。Cチームのときから、
ここ一番でたよれる4番打者。この夏の新人戦でもずっと4番をまかされてきました。
4番のカンロク、度胸がすわっているのでここ一番で打つのです。

再三の得点の好機を自分たちでつぶしてしまった今日の試合。
よく勝てたもんだ。←褒めてないよ。
きょうは全員ひかるに感謝しなよ。