1234567TOTAL
貫井ジュニアーズ20000013
国分寺サンダース200003X5
バッテリー:たかふみ=ふうた
三塁打:だいすけ
二塁打:ひかる

貫井ジュニアーズ戦総評――●神田コーチ

野球は打者1人に対して守備9人で守ります。9人もいるので、一人一人が状況によって味方の守備の位置も考えながら自分の場所を判断しなければなりません。しかし、プレー中は瞬間の判断が要求されるので、考えている時間なんかありません。だから練習でシートノックでいろいろなケースを経験し、試合でどんなプレイにでも瞬時に対応できるように備えるのです。
今日の試合、一つのポイントプレーがありました。1アウトランナー2塁。バッターのあたりはセンターフライ。ランナーはタッチアップの気配を見せます。センターは3塁返球、その中継のショートに返します。しかし、ショートは中継せずに2塁に入ってしまいました。ボールはテンテケテン。2塁には2塁手がいますんで守備1余り、中継は1不足となりました。
練習でシートノックをやります。今日のようなケースも当然やってます。でもいざ試合でできなくなってしまうのは、各選手が何のためにどこに位置しなければいけないのかを頭で理解してないからなのかな? だから練習も漠然とやってしまうので、試合でとっさにできない。紙にダイヤモンド書いて守備の動きを書いたら理解できるようになるのかな。
練習に来る前に、家で紙に書いて様々なケースを予習してくる。そして練習に臨む。家に帰って違ってたところ、教わったことをまた紙に書いて復習する。野球も予習と復習が大事なのかも。ということで、サンダース宿題テスト第2弾、やってみるかな。
神田コーチ、子供のころ予習は好きだったけど、復讐はあまり好きじゃなかった。なんか、秋分の日を過ぎたのに、まだお彼岸?みたいな感じがして。あのころもう少し復習してたら、テストで悪い点数ばっかり取らなくてすんでたかも。・・・それはどうでもいっか。

 

本気を見せておくれよ

「送別大会に出たいです」
じゅうたが,みんなを代表して監督にお願いしました。
でも監督は,なかなか首をたてにふってくれません。

監督「秋季大会を見てるとさ,送別大会も同じじゃないかなと思ってしまうんだよ。大会に出るにはもちろん練習は必要だけど,今からそれに向かって練習をしても何も変わらないと思うんだ。変えなくちゃいけないのは,“気持ち”だよ。『なにくそ!』『やってやるんだ!』そういう,がむしゃらさがないと出る意味がないよ」

監督は,六年生に“本気”を見せてほしいんだね。